▼はじめてバラを育てる人におすすめの品種をご紹介
バレリーナ
つる性バラのように構造物に絡めやすい。チャーミングなひと重の花で、大きくなりすぎないので小さな庭にぴったり。1年に何度も花をつける四季咲きで、秋にはかわいらしい実をつける。
ピエール ドゥ ロンサール
つる性バラだが枝は太くかため。一季咲きながら春先から初夏頃まで長く開花し、その間クリーム~ピンクの美しい花をたくさんつける。病害虫に強く、花つきもよいので初心者におすすめ。
モッコウバラ
つる性バラ。学名はロサ バンクシアエ ルテア。花つきがバツグンで、病害虫に強い。トゲが少なく、枝が細いので剪定もしやすい、初心者に特におすすめのバラ。一季咲きで4~5月頃に開花する。
ボレロ
花びらが細かく重なるロゼット咲きの白いやわらかな花姿が愛くるしい。病気に強いので初心者でも育てやすい。大きくなりすぎないので小さな庭や鉢植えに向き、甘いフルーツのような香りが特徴。
イヴ ピアッチェ
華やかなローズピンクの大輪の花が、これぞバラという魅力を放つ。香りがよく切り花用の品種としても知られる。くり返し咲く四季咲きだが、特に秋の庭で映える。
アイスバーグ
自立する木立性のバラながら、枝がしなやかで扱いやすい。丈夫なうえ、くり返し咲く四季咲きで花期も長いので人気。トゲが少なく日陰でも純白の美しい花が咲く。
▼はじめてのローズガーデン
バラづくりQ&A
Q. バラの害虫対策は特別なお手入れが必要?
A. 欧米よりも湿気が多い日本では、どうしても病害虫は避けられません。葉を食べられたとしても、また花はつくので安心して。すべての虫を退治しようと思うと、バラづくりを楽しめなくなってしまいます。あまり気にし過ぎず、大きく、重くなった枝を12~2月にかけて切り落とせばOK。農薬などをたくさん使うより、病害虫に負けない丈夫な株に育てることを目指しましょう。
Q. 鉢と地植えどちらが育てやすい?
A. バラは幅30cm四方のスペースがあれば、育てることができます。鉢植えであれば、根を張る場所が制限されるので大きく生長しすぎることはありません。ただし、地植えよりも乾燥しやすいので、強健種を選ぶと育てやすいでしょう。鉢やコンテナは直径、深さとも30cmほどのサイズがあると安心です。
Q. 失敗しない選び方のコツは?
A. 花の形や色を優先したいところですが、失敗しないためにはまず、植栽場所の条件に合った品種を選ぶことが肝心。日照と広さを確かめて、お店で相談するのが安心です。花つきをよくするなら、できるだけ日あたりのよい場所がベスト。半日陰でも花が楽しめる品種があります。
Q. 誘引って何ですか?
A. 茎や枝、つるを支柱に結んで、生長やその形を整えることを「誘引」といいます。つるがしなやかで自立しないつる性バラは、壁面やアーチなどの構造物に誘引して育てます。誘引するには、壁面の広げたい範囲にビスでワイヤー(針金)を張り、麻ひもで吊って、ワイヤーをゆるく結びとめます。
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このブログは『小さな庭のつくり方』(永岡書店)の中から編集・再構成して掲載しています。
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