構造物は目的に応じて選ぶのがカギ
構造物の活用で小さな庭が縦にも広がりのある空間に
アーチやバーゴラ、物置など、庭の構造物は実用的なものから、植栽をサポートするものまでさまざま。目的によって選んだうえで、庭全体の雰囲気に合わせて素材や色を決めましょう。
立水栓や作業台など庭作業を効率的にするための構造物も、デザインを工夫すればお庭にアクセントをつけることもできます。
また、柱を組み合わせてつくるパーゴラやアーチは、植物を上にはわせて空間を立体的に見せ、奥行き感を出したり、雰囲気を盛り上げる演出に優れた構造物です。
※ブログ写真は弊社の施工事例です。ぜひ参考にして下さい
実用性を高める構造物
フォーカルポイントにもなる立水栓
立水栓の脇にレンガの台をプラスしたら、寄せ植えやホースが置けて、想像以上の使い勝手に!
物置を兼ねた腰高水栓
動線がスムーズになるデッキ
室内と外を緩やかにつなぐウッドデッキは、出入りの多い位置に。植栽の相性も考え、耐久性がバツグンなうえ、ナチュラル感もあるウリン材にしました。
メンテが楽になる作業台
目隠しフェンスに作業台を追加したところ、腰を屈めずに立ったまま作業ができるようになり、庭仕事の効率がグンとアップしました。
人気上昇中の自転車置き場
フェンスとの共素材の屋根で、雰囲気を壊さずに玄関前の小スペースがサイクルポートに。 手づくりならスペースに合わせてつくれます。
雰囲気を盛り上げる構造物
ベンチにもなるパーゴラ
目隠し、ベンチ、作業台、花台を兼ねたパーゴラ。ステンドグラスも組み込んでメインの庭のフォーカルポイントになりました。
夏にはシェードをつけて日よけ対策
冬にはリースやキャンドルフォルダーを飾って
季節を楽しめる構造物を提案
壁面利用でバラを美しく
壁面のコーナーを利用した3本柱のパーゴラは、奥を高くしてバラがきれいに見えるように設計。アクセントカラーでバラがないときもおしゃれに。
ブドウが絡むパーゴラ
細長いパーゴラにブドウとバラのつるを絡ませて緑のトンネルに。配置を工夫して、花期には満開のバラが室内から楽しめるようになりました。
英国風のつるバラ用パーゴラ
手前と奥で表情の異なるパーゴラの組み合わせ。絡ませるバラの種類も変えています。
植物の手入れがしやすいようにパーゴラの高さや桟の幅も工夫しました。
存在感のある太めのアーチ
3つが連なる枕木のアーチで、小さな庭がダイナミックな空間に! アーチに沿って床面のレンガ、飛び石、花壇がリズミカルに続く凝縮された庭です。
バラと好相性のワイヤーアーチ
ワイヤーアーチを庭に対して斜めに配置することで、空間に動きをつけました。バラを絡ませて、小さいけれど雰囲気抜群のイングリッシュガーデンに。
三角形が特徴のバラのアーチ
大振りのランタンを吊るすためのとんがりアーチ。続く小道と合わせて、奥に向かって視線が吸い込まれるような演出効果を狙いました。
窓ぎわに陰を生むアーチ
窓前にアーチをかけて、南欧のような絵になるコーナーが生まれました。室内から外を眺めると、アーチからこぼれる葉のシルエットが風景に溶け込みます。
もっとお庭を楽しむことができる構造物。パーゴラやアーチで立体的な空間づくりを♪
このブログは『小さな庭のつくり方』(永岡書店)の中から編集・再構成して掲載しています。
下記のリンクは発売当初のブログです。現在もおかげさまで増刷されて発売中です↓↓↓
エクステリア(外構)工事、ガーデンリフォームをお考えの方、お問い合せは、こちらです。
TEL 048-299-0045
FAX 048-299-0047
下記フォームからでもお問い合わせいただけます
一週間以上経過しても返答が無い場合には、お問い合せ内容が届いていない可能性がございますので、その時にはお電話(048-299-0045)までご連絡いただきますと助かります